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FINAL RESULTS

Who became the world's number 1 unsigned band?!



何年もTaubertal Festivalに来ているが確実に過去最高の暑さ、そしてバンドのアツさも間違いなく過去最高だったと言っていいだろう。
既に優勝はあらゆるSNSで発表しているが、ここでも改めて発表させて頂く。


まずは6位にIRENE、5位にLOVE CREAM
そして4位にPRAVADA、3位にCASABLANCA DRIVERS
彼等は間違いなく世界トップレベルのパフォーマンスを魅せてくれた。


LOVE CREAMに関してはBest Vocalist賞のSENNHEISER wireless microphoneをヴォーカルのWILLIAM PLAGAKISが勝ち取っている。
文句の言いようの無い、堂々の受賞だろう。
Best Bassist賞のFENDER bassはSCHOKOのモンスターベーシスト、PHILLIPP ENGELが受賞。
彼以上グルーヴしていたベーシストはメインステージ含めてもいなかったと言い切れる。
Best Guitarist賞のFENDER stratocasterはLEE YOUN CHAN BANDのMOONJOON KIMの手に。
彼が最後に弾いたソロは一瞬にして空気を変えた。
そしてBest Drummer賞はPRAVADAの「グルーヴマスター」、DMITRI GUSHCHINが受賞。
PHILLIPP ENGELとセッションしたらどんなグルーヴが生まれるのか是非聞いてみたものだ。


そしてここからが2位と1位の発表。
まず惜しくも2位になったのFinlandから来たGREEN LIGHT DISTRICT。
「銀」メダルの「銀」は「金より良い」と書くように、この悔しさをバネにより良いバンドになってまた世界に羽ばたいてほしい。


そして1位をぶっちぎりの点差で堂々と勝ち取ったのは・・・


遥々日本からやって来たninja beats


過去優勝者のNico & Vinzが今世界を賑わしているように、ninja beatsが世界を賑わす日が待ち遠しくてたまらない。
彼等のパフォーマンスはマジックその物だったが、何よりもオリジナリティの塊だった。
世界大会の予選のステージ、軽く2~3,000人はいる中、ライブ中に失神して担架で運ばれたのが3人に留まったのは不幸中の幸いだろう。
結果が発表され、喜ぶ間もなく彼等はメインステージへと移動し、彼等の文化を感じさせるグルーヴでドイツを大きなダンスフロアにしてくれた。

Andy Warholが「誰もが15分間なら有名人になれる」という名言を残したが…この場合は当てはまらないと言うしかない。
ninja beatsにとってはこの1つの週末が彼等の人生を変えただろう。


メインステージ横の15m級のスクリーンに着物を着たbeatboxer 【YUYA】を見た瞬間、審査員の判断は間違ってなかったと気付かされた。
幼少の頃からbeatboxをしていたとはいえ、その頃の彼はこのスクリーンを通して何を見ていただろうか?

そこにウクレレとは思えない「格好よさ」を感じさせるフレージングを、自ら弾いたコードに乗せてくるukulele player 【SHIN】。
普段の彼からは想像出来ない、感情を全面に出したプレイは歌詞無くしても全員に伝わった。


そして今回の優勝を後押ししたと言い切っても良い、featured artistsの二人。


まずは世界大会予選の時に鬼気迫る表情で演じ切った津軽三味線奏者、【響紀 from 桃響futari】。
メインステージでは逆に冷静さを感じさせ、年齢すら感じさせない落ち着いたプレイを聴かせ、そしてフロアを震わした。

そして心まで透き通るような澄んだ声の持ち主、vocalist Yuiko。
メインステージではより多くのキッズが見守る中、全員がまるでその声に優しく包まれるかのような感覚に陥った。
天から授かったであろうその声、授けてくれた神様に感謝したい。


UKのプロモーターやSONY music Publishers、Music Industry record distributors等、審査員として関わって頂いた全員にこの場を持って感謝したい。
彼等の審査結果に対して文句を言う者が一人もいなかったのは彼等が「本物」だったからだろう。
その代わり「ビール」という形で十分お礼をしたのはここだけの話。
唯一言いたい事といえば・・・ドイツ暑すぎだ。
しかしその分ビールを飲む量も増えて結果的には楽しかったから良かったのではないだろうか?


そして他国の記事には書いてないが・・・この場を借りて日本という国に「世界一」という夢を与えてくれたninja beats、Yuiko、そして響紀 (from桃響futari)に心の底から感謝したい。
本当に、本当にありがとう。


この記事を読んでるそこの君、音楽をやっていないのなら音楽を始めてみないか?
音楽は楽しいぞ。
「手遅れ」という言葉は諦めた瞬間に生まれる。
今から始めてしまえばそれはもはや「手遅れ」ではない、「始まり」だ。


そして次の世界一は君かもしれない。



BAND COUNTRY SCORE
1 NINJA BEATS JAPAN 282
2 GREEN LIGHT DISTRICT FINLAND 257
3 CASABLANCA DRIVERS FRANCE 247
4 PRAVADA RUSSIA 225
5 LOVE CREAM AUSTRALIA 224
6 IRENE SWEDEN 223
7 CEDRIC GERMANY 216
8 CANDY ROBBERS BELGIUM 215
9 ALFEN DENMARK 215
10 DEATH KOOLAID UK 203
11 LEE YOUN CHAN BAND S. KOREA 200
12 SYNDICATE GERMANY 197
13 SCHOKO GERMANY 181
14 PORA WIATRU POLAND 178
15 SIREN ITALIA 177
16 THE II ROMANS SWITZERLAND 169
17 THE PLUGS FRANCE 153
18 POP JAMES ITALIA 149
19 LES FUNKTIONNAIRES CANADA 130
20 TO BY FOUR NETHERLAND 107