地獄から来たスキッツォイドマンは見た人の記憶に一生残るライブを魅せてくれた。 JazzとPunk Rockを見事に混ぜ合わせた曲調もさることながら、誰がライブ中に「ほぼ全裸」になる事を予想しただろうか?! 正直言って、お客さんが「一番楽しんだライブ」だったのではないだろうか。 彼等の音楽が独特なのは勿論の事、歌詞が「ゾンビ目線」で人間社会を風刺しているという点も含めてとにかく規格外だ。 なぜ「規格外」という言葉かというと、言葉の通り彼等が収まる「規格」がこの世に存在しないからだ。
そして彼等の一番の強みはそのコンセプトに頼りすぎず、1ヵ月間毎晩「天王寺Fireloop」でチケットを販売する等、とにかく努力を惜しまないその姿勢だ。 世界を肌で感じた彼等が次に魅せてくれる光景は想像を遥かに超えてくるだろう。